今回のメインイベント「いぶたま」に乗って指宿へ行く！
「いぶたま」とは・・・
正式には「指宿のたまて箱号」JR鹿児島中央駅～指宿駅間を約55分で結ぶ観光列車です。
（2011年３月から運行）
車内は海を眺めるカウンター席があり人気です。
こちらの切符、とても人気なので一か月前の発売日にほとんど売れてしまいます。
私は旅行会社にお願いしようと思い電話したところ、人気なので当日取れないかもしれないので・・・とやんわりお断りされて、JR窓口に直接行くことを勧められました。
ちょうど１カ月前が土日で仕事も休みなので、 朝一でみどりの窓口まで行きました。
＊余談ですが、指定席販売日にJR窓口に少し早く着いたら窓口のもっさりした人に、予約の紙に書いておけば指定を取っておくので後で窓口に来てくれればいいと言われました。
え？そんな親切なの？
でも、ちょっと信用できなかったので、一応販売開始時間すぐに窓口へもどると・・・
さっきの、もさっとした窓口の職員が私の顔をみるなり
「あ、カシオペアでしたっけ？」と。
・・・。
「いえ、いぶたまですけど？取れました？」と聞いたら、平気な顔して「ああ、取れませんでした」と。
はぁ！？？？？？
ちょっと震えました（怒）
そのやり取りを朝一の時点から見ていた隣の窓口の職員さんが、私の顔を見てとっさにものすごい勢いでキーボードを叩いていました。
その瞬間、隣から「お客様！２号車のＸＸとＸＸ席ならお取りできます！」と叫んでくれました。
「じゃあ、それでお願いします！」と私も叫び・・・。
無事に最後の２枚が私の物となりました。
できる人だ！素晴らしい。となりのもっさりのミスをあっという間に機転を利かして指定席を取るなんて！
・・・というか・・・もっさり職員、あんた本当に取ってたの？
もしかして忘れてた？私言ったよね！希望の席が取れなかったらどの席でもいいですって！とクレームを言おうとしたらそのもっさり職員さ～っと後ろの事務所に消えていなくなりました。
席が取れたからよかったけれど、謝らずに消えて行ったのにはびっくりでした。
いぶたまに乗ろう！
さて、鹿児島中央駅から乗り込みます。
乗らない人も、撮り鉄と呼ばれる方たちもチラホラ・・・。
私は弱っていたので、いえ～い！と浮かれることはできなかったけれど、とりあえず、私の分身たちを鹿児島中央駅に置いてきたのである程度の吐き気はおさまり、ちょっと気持ち悪いくらいで電車に乗ることができたのでよかったです。
竜宮伝説をモチーフにしているので、駅に停車すると乗車口から玉手箱のように煙が出るというユニークな仕掛けがあります！いわゆる浦島太郎です。
内装は木がふんだんに使ってあり、竜宮城をイメージしたタイやヒラメなどの魚や
亀などのモチーフがいたるところにあります。
お天気がよければ桜島も見えますし、海沿いを走るので絶景でしょう。
（私はちょっとだけ曇っていたので桜島は見えませんでした）
車内では指宿の特産品を使ったスイーツの販売もあります。
食欲はまったくありませんが、お土産に”たまて箱”に入った「いぶたまスイーツ」と
「指宿温泉サイダー」を購入。
竜宮城をイメージした
「いぶたまスイーツ」の箱↓
中身はソラマメのクッキーなど
おいしいけど・・・720円ちょっと高い～
クッキー２袋に立派な紙製の箱です。
指宿温泉サイダー↓
お値段は、1本250円
懐かしいような甘さのサイダーです。
レトロな感じそのままの味です（笑）
まあ、どちらも普通です。でも旅ですからね！これもアリです。
買わなかった「いぶたま黒ごまぷりん」（410円）はどうでしょうね？
車内では女性のスタッフが記念のボードと車掌の帽子を持ってまわっていますので希望すれば そのボードを持った写真を撮ってくれたりします。
私はもちろん！帽子までかぶって写真を撮りましたが、改めて見てみるととても覇気のない顔でひきつった笑顔でした。
人って多少弱っていても好奇心があれば、こういうことはできるものですね（笑）
約55分？あっという間に指宿へ着きました。
到着直前にひとつ忘れていたことが！
一番端の車両に乗車記念のはがきとスタンプがあるので記念に押しましょう！といぶたまに乗った人の旅行記をフォートラベルで読んでいたんですよね。
指宿駅のアナウンスが聞こえたときに思いだして、走ってスタンプ押してきました！
危なかった！降りてください！と言われる寸前でのスタンプで焦りました。
これから乗る人がいれば、乗車後に早めに押しておきましょう。
【いぶたま指定席購入メモ】
・指定席販売は１カ月前から
・特急指定料金を含め、片道2,130円(2015年2月）
・１日３往復
・旅行会社でも取扱いはありますが、JR九州のサイトから会員になると席の指定はできませんが購入できるようです。（1カ月前が平日ならこのサイトで購入しようと思っていました）
・席に余裕があれば当日鹿児島中央駅で購入も可能です。
（駅のボードに当日の指定席の残数などが書いてありました。その日は、鹿児島中央駅発でなく、帰りの指宿発でしたら少し席がありましたよ。）
・通常２両編成ですが、観光シーズンは３両目があるようです。ただし、３両目は普通の座席ですのでカウンター席などはありません。
・席によって海が見やすい席とそうでない席があるようですが、実際乗ってみると列車内はとてもゆったりとしているので、写真撮影で動いてもまったく問題ないですし、子供さんが遊べるようなコーナーもあるので、特にこだわりがなければ、取れる席をまずは購入しておくといいと思います。私はカウンター側ではない方の二人掛けのシートでしたが、海も見れるし、ゆったりとしていてよかったですよ。
