プノン・バケンの夕日
高さ60mほどの丘陵の上にあるため眺望は抜群、周辺のアンコール遺跡群を見渡せる&夕日を望む絶景ポイントとして有名です。
急な坂道を20分ほど登ると遺跡に着きます。遺跡は階段を上がっていくのですが、夕日目当てにものすごい人!行列!
遺跡の上には300人という人数制限があるので、一人階段を降りてくるとパスを返し、そのパスをもらって次の人が登っていきます。
入場は17:30までとなります。
夕日は17時ころからの予定ですが、私たちは三時過ぎに着いたのですが・・・大行列で夕日に間に合うか?わからないと。
でも並ぶしかないのでツアーの人たちと並んで待ちます。
そこで大陸の人たちが横入り!
前に友達がいるとかで(嘘)どんどん前に行きます。
私たちのツアーにいたおじ様が英語も中国語ペラペラでして、途中ものすごい勢いで
注意してくれました。
ちょっと・・・喧嘩になっちゃうんじゃ?くらいの勢いでしたが、
大陸女性の軍団は文句いいながら後ろに下がっていきました。
そのやりとりを見ていた他の大陸の方も、注意する日本人に対して「そうだそうだ!」と言っていたようです(笑)
いっしゅんヒンヤリしたけれど、ちゃんと並んでいる大陸の人たちとも、並んでるよね私たち
みたいに、ふんわりといい雰囲気でした(笑)
待っている時間に、ガイドブックを見ていたり、地図をみたりしていると後ろから日本語で
「マハラジャってどこですか?」と。
振り返ると・・・そこにはインド人の男性が。
??
日本語お上手ですね!と言うと、ええ、日本に住んでいましたからと。
お仕事は?とおじさんが聞くと、東京のインド大使館で働いていましたからと。
私たち一斉に「お~!」(今はタイのインド人大使館にいるそうです。)
家族はすでに列の前方でしたが、一人坂道を登るのが遅くて私たちの後ろにいたようです。
が、この人・・・中国語も話すので後ろの大陸の人とも中国語で話しつつ、私たちと日本語で
話ていました。
そう、マハラジャとは、ガイドブックについていた広告で、インド料理のお店でした。
昨日いったインド料理店はイマイチだったから、そのマハラジャに今日は行ってみたいので
住所を教えてと。
やっぱりインド料理なんだね?(笑)
そんな会話をしつつ、待つこと2時間。
あと少し!
間に合わないかもしれないけれど、みんな早く降りてこないかなと・・・
そんな中、上から降りてくる人には拍手喝采。
夕日が落ち始めると、みんなちょっとだけ団結(笑)
少し夕日見て満足して、みんな早めに降りてくれるので何とか見れそう!
前に並んでいたツアーメンバーのおじ様二人は私と友達に先に行くようにと、順番をゆずってくれました。ありがとう~!
階段をひたすら上ると、真ん中あたりで職員の人が、今がベストだよ!がんばって急いで登って!と。
お~間に合った!
ツアーの人たちも全員間に合いました。
夕日はあっという間に沈んでしまったけれど、無我夢中でシャッターを切りました。
行列に並んだ甲斐がありました。
まさかここで並ぶとは思わなかったけれど、やっぱり見てよかった。
満足して丘を降りてツアーバスへ。
このままホテルまで送ってもらいツアー終了です。
ツアーメンバーにお別れしてホテルへ。
夜はホテルで夕食&ビールでまったりしました。