前回からの続きです。
急にGWにANAで羽田へ飛ぶことになったので、国内線ですがスターアライアンスゴールドで ラウンジを利用したいと思いました。
セントレアからの羽田便は朝早いので、かなり気合をいれて自宅を出発。
予定よりも早く空港へ着いたので、ラウンジでゆっくりする時間もあるし、アビアンカ・ブラジル航空のアミーゴカード(紙のコピー)を持ってきてよかったと意味もなく多少浮かれていました。
カードなくても大丈夫だよね?
空港でどうしたらいいの?
さて、ANAのカウンターでどの列へ行くか迷いました。 この紙切れを理解できる人に対応してほしいと思い、見た目でかなりデキそうなお姉さんに聞いてみました。
(心の中で、一応こんな感じでゴールドなんだけど)ラウンジに入りたいのですがここで何か手続き必要ですか?と。
ここでさっと紐付してもらえたら楽だなって思ったの。
ちょっと紙を出すのをためらいアビアンカ・ブラジル航空からのメールの画面を見せて番号を見せたの。
そしたら、お姉さん「はい!できますよ、こちらへどうぞ」と。
いや~よかった。
で、お姉さん、カチカチやってて、「あの、こちらなんていう会社でしょうか?」と。
ええ!知らないの?そして、言わせるの?(笑)
アビアンカ・ブラジル航空ですけど・・・。
「ブラジル?・・・はい、わかりました」と。
カチカチ・・・。
「あの、お客様の番号が出てこないんですけど」
・・・?
「こちらはどのような・・・?と」
そこから軽く10分以上。誰かに聞きに行きつつ対応。
さらに時間が流れかれこれプラス5分以上。
で、最後に出た言葉が「なにかお客様の名前とスターアライアンスゴールドのマークが入った物をお持ちではないでしょうか?」と。
え~?マジ?あの紙切れ見せるの?(笑)
もうラウンジはいいんだけどぉ。と思いつつ引けないので、仕方なく見せましたよ。
自宅のプリンターで印刷したショボイ紙。
そしたら、お姉さん「あ!これで大丈夫です、ありがとうございます。本当に助かります!」と言うの。ああ、それならよかった。
で、お姉さんから出た言葉に目が点。
「お客様、事前にANAのマイレージに登録されていましたが、今こちらのブラジル航空さんへマイルを付け替えましたので」と。
???
え?どういうことですか?
というと、お姉さん慌てて「え?あの、マイレージはANAにお付けすればよかったのでしょうか?」と。
ていうか、もう30分くらい過ぎてて私疲れてますけど?
私の聞き方がおかしかったのかしら?
はい、マイルはANAでいいんですけど?私はただラウンジに入りたかったので聞いたんですけど?と。
慌てるお姉さん。
そして時間は更に過ぎ、お姉さんはこう言いました。
「大変申し訳ございません。今マイレージはANAに戻しましたが発券してしまったのでラウンジに入るには先ほどの(ショボイ)紙を中のラウンジでお見せしてください。」と。
え~!!!また見せるの?それなら最初からそうすればよかったよ(涙)
というか、すでにけっこうな時間なんですけど。
でもね、私は大人(笑)。
背は小さいけど大人。
怒らないよ。
だって、お姉さん一生懸命やってたし。
セントレアのラウンジだって最初からどうでもよかったの、JALと共同だし。でも、私はこう言いました「ありがとうございます」と。
張り切って荷物持ち込みにしようと思っていたけど疲れてしまったので、カウンターで今更ですみませんが、この荷物やっぱり預けたいんですけどと言ったら。もう、周りの人も含め気の毒そうに見ていた係りの人が3人くらい慌てて走ってきて
「はい!こちらですべてX線検査を含め対応いたしますのでご安心ください!」と。
いや~お姉さん、私でよかったね。ちょっとした上級会員なら激怒かもよ?
もう、5時間くらい飛行機に乗ったくらい疲れたけれど、気を取り直し保安検査へ。
保安検査レーンで後ろからxx様~と私を呼ぶ声が!
そしたら、さっきのお姉さんが走ってきて私の名前を呼んで
「すみません、今ラウンジに連絡をしたらあいにく満席でしてラウンジの利用をお断りするかもしれませんが」と。
・・・。
ああ、ご親切にどうも?って!!!!
ちょっとちょっと! 親切なのはわかるけど気の短い人ならマジ激怒よ(笑)!
・・・。
何度も言うけど、私は大人(笑)。
背は小さいけど大人。
怒らないよ。
もういいの。私、ラウンジはもういいの(苦笑)といいたかったけれど、
「あ、ありがとうございますラウンジはもう大丈夫ですよ」とお答えしました。
そしたらお姉さん「少し待っていただけば30分の那覇便が出るのでその後なら入れると思いますが、万が一の時はすみませんが・・・」と。
わざわざありがとう。
でもね・・・その後って、私は入っても10~15分くらいしか居られないの(涙)
お姉さん、安心してね。私どこにもクレーム入れないからね(笑)
いや~疲れた。本当に疲れた。
そうは言っても、こんなに時間費やしたんだからお茶の一杯でも飲んでやろうじゃないの!と
ラウンジへ入って、ショボイ紙を見せたら、もちろん受付の人は「ああ、この人ね」と
ほぼスルーパス(笑)
お姉さんのおかげでショボイ紙も疑われなかったよ。ありがとう。
とりあえずお茶を一杯いただいてきました。
そして、ああ・・・こんなことならラウンジ使いたいなんて思うんじゃなかった、普通にステータスカードが欲しいと思い羽田へと飛びました。
帰りの羽田ANAラウンジへ続く・・・。